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梅雨のたのしみ《粘菌のこと》

2019.07.20

高塚(たま)です。

毎日雨が続きますね。

こうもじめじめと蒸し暑いと、ついつい嫌になってしまいます。

 

そんな雨の日ならではの楽しみ。

皆さんは「粘菌」という言葉を聞いたことはありますか?

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↑木の幹や落ち葉の裏など、じめっとしたところにこんなものを見かけたことありませんか?

 

粘菌は「変形菌」とも呼ばれ、キノコやカビなどの菌類のようでありながら

動物的で植物的でもあるというとっても不思議な生き物なんです!

変わっているのが粘菌の一生。

粘菌はキノコやコケと同じように<胞子>で子孫を残します。

胞子が条件ぴったりの場所に着地すると、中からアメーバーが生まれ

エサを食べながらどんどん成長していきます。

すると、キノコのような子実体になり、また胞子を飛ばします。

アメーバー→変形体→子実体とさまざまな形に変身するんです!

 

さて、そんな粘菌ですが先日学園内で発見しました。

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マイクロレンズがなかったので接近できず・・

このあかーいポツポツが粘菌。

ちなみに「アカフクロホコリ」という種類です。

粘菌は色や形が様々で、宝石みたいでとてもきれいなんです。

 

すごく小さいので、地面に顔を近づけて根気よく探さないと

見つからないところも健気でかわいいなと思います。

 

ちなみに、粘菌のほかにキノコもたくさん発見できました。

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ニョロニョロのモデルになったキノコで

シロソウメンタケといいます^^これも、かわいいですねえ。

他にも、学園内にはキクラゲが自生していたり、

《梅雨だからこそ》楽しめる自然がたくさんあります。

 

みなさんも、梅雨の楽しみをみつけてこのじめじめした季節を乗り切りましょう♪