冬空のススメ☆ ~天の川(天の河)に行ったことはありますか?~
2015.11.15
こんにちは。
ジオ好き そして 星好きでもあるスタッフ、寺田です。
めっきり秋が深まり、学園内のイロハカエデの紅葉が
見頃ですが、夜も数えきれないほどの星が見頃です。
日に日に気温が下がっていることで大気中のチリも減り、
海からの水蒸気で生じる夜霧もあがりにくいこれからの季節は、
星空を見上げるためには、まさにベストシーズン!
そこで本日は、当学園の人気アクティビティの一つ、
「星空観察」の内容について簡単にご紹介します。
~アクティビティの流れ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・流れ
(※下記はあくまでイメージ/当日の天候・スタッフにより若干の変更あり)
19:30 フロント前集合
-19:40 スタッフよりご挨拶
星座早見盤の使い方レクチャー
-20:30 実際の星空観察
天文台や、天体望遠鏡(三脚式)などで月や惑星などの観察
肉眼で旬の星座観察 (秋の四辺形、冬のダイヤモンド、ほか)
・お申込 :ご宿泊の1週間前まで
・所要時間 :約1時間 (開始時間は季節により変動)
・最少催行人数:2名様
・料金 :¥500/人
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天文台のなかに実際に入り、月や惑星を観察。
観察の準備として、いつもリモコン操作でドームの窓を回転させるのですが、
この時に窓よりのぞく星空がガラーッと変化していく景色がダイナミックに
感じられ、お客さまからはよく歓声をいただきます。
そして、実際に望遠鏡を覗いてみると・・・
たとえば、月であればその表面にある「クレーター」
さえもくっきり見えてしまいます。
特に、新月前後の細い月ですと、月から届く光の量が少なく
まぶしくなくないために、観察にはおすすめ。
スマートフォンやカメラを望遠鏡の覗き口に当てて
お写真を撮って行かれる方もたくさんいらっしゃいます。
また、アクティビティ中によく私がお客様へお聞きする質問が2つあります。
★一つ目の質問
「皆さん、天の川(天の河)を見上げたことはありますか?」
これには、
「はい。旅先のニュージーランドで見ました。」
「昔、長野のおじいちゃんの家に遊びに行った時に!」
などのお返事をいただきます。
★そして、続いて二つ目にお聞きする質問は
「では、皆さん。
これまで、天の川(天の河)に行ったことはありますか?」「いつか行けると思いますか?」
これには、
大人の方であれば「えっ(何言ってるの・・・)? (もちろん)ないです。それは無理じゃないかな~」
お子さんであれば「僕、行ってみたい!」
などのお返事をいただきます。
この二つ目の質問、気になりませんか?
私、ちょっと変な質問をしているように聞こえますよね。。
実は、最新の天文学で明かされている「天の川(天の河)」は宇宙に無数にある「銀河」の一つ。
そして、私たちの住む「地球」も「天の川銀河」のなかにあるので、この質問への答えは
「実は、現在もいる!」が、天文学的には正解なのです。
あれほど、はてしなく遠くに見える「天の川銀河」のなかに
「実は、現在もいる」だなんて。。なんだか、不思議ですね。
気になってくださる皆さま、ぜひアクティビティ中にスタッフへお声がけください!!
PS
これからの1週間は「しし座流星群」が見頃です。
晴れていれば、大田区でも観察することができるでしょう。
深夜0時過ぎ頃に東の空に目をやり、
(?マークを左右逆転させた形をしている)「しし座」を探してみてください。
ポイントは、「しし座」そのものを注視するというよりは
周りの空全体をぼんやりと見上げてみてください。
・・・流れ星を見上げた夜、皆さんの願いがかないますように♪
今後の空室状況はこちら
今後の空室状況(2015/11/15現在)
寺田