120年に一度の輝き
2020.06.14
皆さんこんにちは!
学園スタッフのメロスです。
突然ですが「120年に一度」といわれるとロマンを感じませんか?
先日、「笹の花が咲いているよ!」
先輩から言われて、笹の群生地へ足を運びました。
地元にも笹の群生地はありましたが、よくよく考えると花を見たことはありませんでした。
むしろ笹がそこにあることを不思議に思ったことがなく、風景になっていました。
群生地につくと、茶色い穂のような先から提灯のように垂れさがる細く、淡い黄色い花が咲いていました。
カラフルな色で大きな花びらを咲かせるのではなく、
花びらもつけずひっそりと咲く姿が笹らしくもあります。
笹は60年から120年に一度、花を咲かせます。
その後、麦のような穂ができ次の世代につなぐそうです。
学園では昨年も笹の花が観測されています。
(昨年のブログの様子は“コチラ”)
今年は少し遅めに発見されたので、花の数は少なかったですが、麦のようなパンパンになった穂を見ることができました。
昔はパンなどにして食べられていたそうです。
笹は日本各地で見ることができます。
塀の代わりにも使われるので風景になりやすく、あまり注目されないかもしれません。
かくいう私も気に留めませんでした。
この情報を聞き、調べてからは群生地を通るたび様子を見ており、笹から目が離せません!
120年に一度の機会に遭遇できたと考えると、ひっそりと咲く花がキラキラと輝いて見えます。
皆さんも近所を歩く際に笹や、竹を探してみてください。
「120年に一度」に出会えるかもしれませんよ。
では、笹の皆さんお元気で!
また、120年後に会いましょう!
清水(メロス)