梅雨の芸術家“ガクアジサイ”
2020.06.28
皆さんこんにちは!
学園スタッフのメロスです。
全国的に梅雨入りし、連日雨の日が続きます。
雨の日には傘が必要になったり、靴がぬれたりと悪いイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
梅雨は、日本とその周辺に見られる気象現象です。
「また雨か…。」とガッカリするのではなく、梅雨を楽しめたらいいですね。
雨の日に外に出たくなるような素敵な風景。
そんな梅雨の時期を彩る素敵な花があります。
ご存じアジサイです。
雨とカタツムリとアジサイの組み合わせをよく見かけます。
実際に梅雨と画像検索すると…
・雨
・テルテル坊主
・傘
・アジサイ
・カタツムリ
などの画像が出てきます。
それだけなじみ深く、印象に残っているということですね。
アジサイは、梅雨の時期(5月~7月)に咲き、
青や紫、赤や白の花を咲かせ、明るく彩ってくれます。
上の写真のような花びらがたくさんついたアジサイは園芸花で、ヨーロッパから入って来たものです。
原種は伊豆半島などに自生していた“ガクアジサイ”で、品種改良した物が逆輸入され全国的に広まりました。
ガクアジサイは学園内と近隣でも見ることができます。
最大の特徴は、真ん中にポツポツと小さな花を咲かせて、その周りを花びらのように大きな“愕(がく)”が囲むことです。
初めて見たときは変な枯れ方をしたアジサイだと思っていましたが、
まさか花びらに見えていた物は、花びらではなく“がく”だったとは驚きました。
学園内では園芸種のアジサイと混ざって咲いているので、なおさら騙されました。
名前の由来も、絵画の額縁のように花を囲むことからつけられたそうです。
まさにトリックアート!自然の芸術家ですね。
アジサイ、ガクアジサイは今が見頃です。
学園にお越しの際は、園内のアジサイ散策なんていかがでしょうか。
天気が雨ならさらによし!
おしとやかなアジサイ達が見られますよ。
清水(メロス)