「池にモリアオガエルの卵があったよ！」

スタッフからそんな声を聞き、カメラを持って向かいました。

 

学園内の池を産卵地にしていることは聞いていましたが、

昨年は卵を作りませんでした。 

実物を見れることに心が弾みます♪

 

探し始めて数分後…

 

池の真上まで伸びている枝と葉っぱに、

絡みつくようにしてぶら下がる白い球体を発見！





 

１年越しに見ることができた、モリアオガエルの卵です！

 

図鑑の情報によると、

モリアオガエルの大きさは５～８センチほどしかないそうです。



（▲別の場所で撮影したモリアオガエル）

 

小さいカエルのイメージが強かっただけに、

ソフトボールほどの大きい卵に驚きです！

 

よくよく探すと真ん中の池に１個。

広場側の池に３個の卵を見つけることができました。

 

田んぼなどでよく見かけるアマガエルやヒキガエルは、

池の中に直接産卵しますが、

モリアオガエルは、“泡巣（あわす）”という産卵方法をとります。



 

卵を泡で包むことで、

中の温度を調節する効果や、

乾燥や天敵から卵を守る効果があるそうです。

 

詳しいことはまだ研究中だということで、謎が多い卵です。

 

立派なモリアオガエルになるまで、 

観察を続けていきたいです！

 

 

清水（メロス）