1/9,11 金星と土星が大接近 !
2016.01.08
こんにちは!
突然ですが、皆さんが一番お好きな季節はいつですか?
私(寺田)は、どの季節も好きですが、強いて1つを選ぶならば「冬」。つまり現在です。
なぜなら、冬は何と言っても空気が澄んでおり
星のまたたきが美しく見えるため、星好きの私にとってはたまらない特別な季節。
そこで・・・今月のオススメをお伝えさせてください!
★元旦:明け方に月と木星が接近
★1/4(月):深夜に「しぶんぎ座流星群」、明け方には月と火星が大接近
など、すでに賑わいをみせている年明けの星空でしたが
実はまだまだ、その天文ショーが続いていきます!
たとえば・・・
★1/9(土):明け方に、金星と土星が大大接近
→その距離は本当に近く、何と「満月の見かけの大きさ」よりも近づいて見えるそう!
そして、近くには半月も一緒に見えます。
★1/11(祝):同じく明け方に、金星と土星が接近
→1/9とは、金星と土星の位置が逆転します。
どちらの日も、南東の空のあまり高くない位置にある赤い星(アンタレス)が目印♪
本来は(地球より内側をまわっている)金星と、(地球より外側をまわっている)土星の位置がたった数日で
変わるということは、どうやら、この地球も、金星も、土星も、それぞれがクルクルと太陽のまわりを
移動し続けているんだな~ (しかも、それは私たちが起きている間も、寝ている間も止まらずに)
という、不思議な事実を感じるかもしれません。
・・・皆さんのお部屋におそらくある「時計」の針がとどまることがないのと同じで、
惑星もそれぞれ、まるで広い宇宙の時計の針のように、チクタクチクタクと常に動き続けているのです。
そう思うと、広い星空を見上げた時、まったく同じ星空というのはないのですね。
学園では、「星空観察」も定期的に開催しています。
(要お申込:実施ご希望日の1週間前まで)
これから春が近づいてくると、土星や木星がよく見える季節になりますので
土星の環っかや、木星のまわりを廻る衛星なども見られます。
(※必ずしも、観察会の時間帯ぴったりで空にあがっているとは限らないので
日やお天気によりますこと、ご了承ください。)
ぜひ当園にお越しの際には、アクティビティへのご参加もご検討くださいませ☆
寺田